次亜塩素酸ナトリウムの80倍の殺菌速度。
一般細菌や芽胞、ウィルスを確実に除菌!

グラフ解説

次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力は水素イオン濃度(pH)に大きく依存します。
pH8の次亜塩素酸ナトリウム希釈水をpH6の弱酸性に変化させると、殺菌力の主成分である次亜塩素酸(HOCl)の含有量が大きくなり、殺菌力が高くなります。

参考

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/syokuhinfaq/faq18.html

次亜塩素酸ナトリウムは、遊離有効塩素と言われる次亜塩素酸イオン・次亜塩素酸・塩素の3つの成分からなります。(図1)

次亜塩素酸ナトリウムの殺菌成分は次亜塩素酸イオン(CIO-)ですが、スーパー次亜水に含まれる次亜塩素酸(HOCI)は、イオン化した次亜塩素酸に比べて、強力な殺菌力があります。

大腸菌の殺菌速度試験では、次亜塩素酸ナトリウムの80倍の速さがあり、あらゆる細菌やウィルスを確実に失活します。(図2)

pHの違いによる除菌効果の検証

市販のキュウリを、同じ有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウムとスーパー次亜水(pH5.0)に30分間浸漬後、キュウリ表面をふき取って一般生菌を測定したところ、殺菌が難しいとされるキュウリにも効果が認められました。

口腔内の除菌効果の検証

歯科医による口腔細菌への除菌効果の研究では、口腔内の様々な細菌を失活することが認められました。

次亜塩素酸の作用で失活が確認された口腔内細菌の例

  • ・ミュータンス菌(う蝕の原因菌)
  • ・連鎖球菌(う蝕の原因菌)
  • ・アクチノミセス・ビスコーサス(歯周病の原因菌)
  • ・アクチノバチルス(歯周病の原因菌)
  • ・フソバクテリウム(歯周病の原因菌)
  • ・ジンジバリス(歯周病の原因菌)

*参考:歯学1998 日本歯周病学会誌1996 

次亜塩素酸の口腔への使用は必ず医師の指導が必要です。

スーパー次亜水の除菌スペクトル

※スーパー次亜水は除菌効果の高い衛生用水ですが消毒剤には該当しません。

岡山県産業振興財団
平成13年度地域産業技術企業化推進助成事業による
岡山大学と共同研究報告
「pH調整次亜塩素酸ナトリウム水」の殺菌効果について より